結論:「病原体仮説」が真実のように刷り込まれているから。
実際は、食や生活環境などから、宿主(自分の体、細胞)の状態を、じわじわと悪化させて(「宿主説」)、病気になったときは、あたかも病原体が悪さをしたかのように見える(「病原体仮説」)から。
この標語の通り、真実は、病気は宿主(自分の体、細胞)の状態次第というのが根本であり、宿主の状態が悪くなると、自分の細胞の生活環境を健全に保つことが難しくなります。
その結果、細胞の環境は病気の場になり、その病気の場ではあたかも病原体におかされているかのようにみえてしまいます(「病原体仮説」)。
病気ができてしまった場を観察した結果をみて、ウィルスなどの病原体が根本原因であるかのような錯覚に陥っています(病原体が根本原因だと刷り込まれている)。
本当に健康な細胞環境を持っている人が、純粋に病原体に負けて病気になるのはごくごく一部です。
病原体(微生物)は悪者、病原体はやっつける発想である現代では、ほぼすべての人工的なもの、健康に良いとされているものが、ミトコンドリアを機能不全にさせるものばかりです。
ミトコンドリアももともと共生微生物です。
歯科は、この「病原体仮説」を大衆に刷り込ませるのに、とても貢献度の高い分野です。
コッホの門下生であるミラーが化学細菌説を唱えてから、今までずっと続いています。
(むし歯の発生に関する説である化学細菌説とは、1890年にW. Millerが提唱し、微生物が糖を発酵する過程で生まれた酸(主に乳酸)によって歯が脱灰し溶けるとする説です。)
歯科でも、「病原体仮説」が大学教育や予防治療法としてしっかり刷り込まれています。
ミトコンドリアの糖のエネルギー代謝を低下させて、細胞を機能低下・不全にして体を病気の場にしていくような「糖の制限」を、予防のために強制させるように、病気が増えたほうが都合がよい権力者たちは仕組んでいます。
特に子供は、成長発達のために多くのエネルギーを必要とするために、糖の制限によるミトコンドリアの糖のエネルギー代謝の低下は、成長発達にとって致命的です。
糖が絶対に必要な脳にとっては、脳の成長力が落とされるため、脳頭蓋の発達が落ちて顎も小さくなり歯並びも悪くなります。
なんのために食べて、呼吸をしているのでしょうか。
ミトコンドリアに糖を与えなければ、ミトコンドリアに過剰なストレスがかかり、ミトコンドリアは機能不全に陥り、細胞・脳・体は活力がなくなり病気になっていきます。
呼吸も、植物(葉緑体)とミトコンドリアのエネルギー循環のために行われます。
ミトコンドリアに酸素を届けて、糖から取り出された水素(電子)のエネルギーからATP(エネルギー通貨)を産生し、水素と酸素を反応させて水を作り、糖は、二酸化炭素となって、排出されて植物の葉緑体に送られて循環していきます。
(植物では、太陽エネルギーから水を酸素と水素に分解して、水素のエネルギーを利用してATPと糖を作りだします。)
真核生物がその機能を発揮し生存するための根本である、ミトコンドリアのエネルギー源である糖を断つような栄養学は、本当の健康のための栄養学ではないと思います。
この「病原体仮説」信仰から抜け出ないと、予防薬やマスクなどシステムの末端を叩いても、彼らは手を品をかえ、病原体に基づいた「死への恐怖」をあたえ続け、無限ループをするだけになります。
本当の「陰謀」とは、支配や富のために、こういった絶対に大衆に気づかれては困る「真実」を隠すことをいいます。