MDCのブログ

健康は、変えることのできない生命の「代謝の法則」に従ったことに対する「結果」です。

メタボリックドミノの背景には、糖のエネルギー代謝

口腔は、慢性疾患ドミノの川の上流にあるといわれています。

 

疾患のドミノが倒れた(病気になった)結果を観察すれば、そこに病原物質、遺伝子変異、病原微生物があるかもしれません。

 

川の流れが滞り、その滞った病気の場所、ドミノが倒れた場所を観察したら、病原体が見つかった「結果」だけをみて、その結果に対して治療はシステム化されています。

 

病気がおきてしまったところの結果を観察したら病原体が存在したということで、病原体が病気を起こしたのだと結びつけて、結果と原因があたかも同じかのように錯覚しているのが、現代医療の大原則である、病原体仮説に基づいた治療です。

 

川であれば、川自体が存在する背景には、大地(earth)があります。

 

この流れがよどみなくゴミもなければ、清流と呼ばれ、病気のない、きれいな川となります。

 

体も同じで、Earthは、宿主、我々の体(細胞)自体です。

 

川であれば、背景(川が流れる大地)の位置エネルギーが大きくゴミもなければ清流です。

 

この位置エネルギーは、体であれば、ミトコンドリアが糖から生み出すエネルギーです。

 

ミトコンドリアの糖のエネルギー代謝が高ければ、機能と構造に滞りがなく、さらに、糖のエネルギーは、ゴミを出さない最もクリーンなエネルギー源です。

 

この流れの滞りがなくクリーンであれは、川の流れをせき止める疾患のドミノでさえ存在しなくなります。

 

背景のエネルギーの流れに異常が起きたときに、真っ先に病状として現れる口腔をあつかうのは歯科です。

 

上流だけでなく背景も分析できれば、無駄に歯を削るだけの医療ではなく、人の健康i維持に対したくさんのお手伝いができるとても重要な分野ではないかと思っています。

 

 

図17 メタボリック・ドミノ

https://www.oralcancer.jp/post_114.html より引用