MDCのブログ

健康は、変えることのできない生命の「代謝の法則」に従ったことに対する「結果」です。

青汁

「健康にいいという青汁を、飲んでいます!」
ケールが使われている青汁でした。

 

ケールはアブラナ科の植物です。

アブラナ科には、イソチオシアネートが含まれていて、大量摂取すると甲状腺障害を起こす可能性があるとされています。

 
甲状腺ホルモンは、糖のエネルギー代謝を活性化させる重要なホルモンです。
甲状腺ホルモンの活性が低下すると、ATP産生不足になり、あらゆる慢性疾患の下地となります。
免疫機能も低下します。

「イソチオシアネートによる特徴的な風味を持つ野菜食品としては、アブラナ科ブロッコリー、キャベツ、ケール、ワサビ、ホースラディッシュマスタード、大根など、その他にケッパーやパパイヤ種子などがある」とのことです

 

(以下、ウィキペディアより引用)
イソチオシアネート

アブラナ科の植物にしばしば含まれるアリルイソチオシアネートマスタードオイルに含まれ、辛味の原因となっている。

フレーバー
イソチオシアネートによる特徴的な風味を持つ野菜食品としては、アブラナ科ブロッコリー、キャベツ、ケール、ワサビ、ホースラディッシュマスタード、大根など、その他にケッパーやパパイヤ種子などがある[1]。 これらは、異なる割合でイソチオシアネートを生成するため、それぞれ違った風味を持つが、それと認識できるほど関連性がある[1]。

アブラナ科の野菜は、イソチオシアネートの前駆体であるグルコシノレートを、種類も量も多く含んでいる[1]。

グルコラファニンは、スルフォラファンの前駆体である。
シニグリンは、アリルイソチオシアネートの前駆体である。
グルコトロパエオリンは、イソチオシアン酸ベンジルの前駆体である。
グルコナストルチンは、イソチオシアン酸フェネチルの前駆体である。
(引用終わり)

イソチオシアネート - Wikipedia

 

 

アブラナ科のチンゲン菜の大量摂取により甲状腺障害を起こした症例が報告されています。が、通常食べるぐらいの量のアブラナ科の野菜では、障害は起こさないというのが、医学的な見解なようです。
「Myxedema Coma Induced by Ingestion of Raw Bok Choy。N Engl J Med 2010; 362:1945-1946」

一方で、潜在的には甲状腺ホルモン産生を障害する可能性はあるとする見解も存在します。
「Concentrations of thiocyanate and goitrin in human plasma, their precursor concentrations in brassica vegetables, and associated potential risk for hypothyroidism。Nutr Rev. 2016 Apr;74(4):248-58.」


チオシアネートは、シアン化物に変換され、ミトコンドリアの電子伝達系を強力にブロックします。(崎谷博征医師の資料より)。
https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S0003986185713926
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/17906319/


甲状腺ホルモンの大半は、非活性型で産生され、多くは肝臓で活性型に変換され作用するようになります。
肝臓のエネルギー量も関係してきます。
 

脳が本来の能力を発揮するには、大量のブドウ糖と酸素が必要で、甲状腺ホルモンの助けをかりて糖のエネルギー代謝が活発に行われることが必要とされます。

甲状腺機能低下によって糖のエネルギー代謝が障害されると、精神的な症状も引き起こしていきます。

また、なにかにチャレンジしようとしても、潜在意識があなたのチャレンジを邪魔してきます。

ブラボー長友の潜在意識変革テクニック - MDCのブログ


 
 

 スカイ10で、青や黄緑のところは、エネルギーであるATPの産生が低下していて、機能が低下している部分です。

動物は捕食者から動いて逃げることができますが、植物は動いて逃げることができません。
なので、植物はファイトケミカルなど毒物を含むことで捕食者からディフェンスしています。

体に良いと思っての野菜の過剰摂取も、体質によっては少量の作用でも病気の原因になりかねないので注意が必要です。

甲状腺機能低下の症状に当てはまるものはありませんか?

 

むし歯や歯周病も、広義の甲状腺機能低下です。