MDCのブログ

健康は、変えることのできない生命の「代謝の法則」に従ったことに対する「結果」です。

悪夢と歯周病・むし歯・認知症

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昨日のブログで、大谷選手がヤクルト1000で睡眠の質が上がったような感じがあったことを書きました。

大谷選手とヤクルト1000(ヤフー記事より) - MDCのブログ

 

寝ている間に、生命、特に脳にとって大事なエネルギー源である、糖が不足したらどうなるでしょうか。

 

寝ている間に低血糖になると、ストレスホルモンたちが放出されます。

 

まず、ノルアドレナリン、アドレナリンがでて交感神経を活性化、肝臓のグリコーゲンを分解して血糖を上げようとします。

 

しかし、普段から糖の制限をしていたり、肝臓の機能が弱っていると、グリコーゲンの蓄えがなく睡眠中に血糖値を上げることができません。

東洋医学の内臓時間で、肝臓の時間帯、午前2時前後に目が覚める。)

 

そうなると、糖質コルチコイド(コルチゾール)、いわゆる一般的によく使われている用語のステロイドが分泌されます。

 

ステロイドコルチゾール)が分泌されると、血糖値を上げるために、体が分解されて(異化作用)行きます。

からだのタンパク質が分解されると、熱が発生し火照って早朝に目が覚めます。

 

夜間の低血糖で、ミトコンドリアでのエネルギー産生は、糖ではなく代替燃料の脂肪を燃やします。

現代人は、普段からたくさんの植物油(多価不飽和脂肪酸)を摂っています。

多価不飽和脂肪酸(オメガ3,オメガ6)は、酸化しやすい油です。

これが、ストレスホルモンの作用で、燃料にするために大量に血中に放出された遊離脂肪酸は、酸化して2次過酸化物としてアルデヒド類を発生します。

このアルデヒド類が、体内のタンパク質を変性させて、アミロイドとなり、認知症へとつながります。

 

夜間低血糖は体が分解されていくので、歯周組織のコラーゲンが分解され、歯周病となっていきます。歯も象牙質のコラーゲンが崩壊し、むし歯となっていきます。

(長期の糖質不足は、唾液腺細胞や、歯髄内細胞の代謝を障害して行きます)

 

ミネラルの塊である歯や骨(歯槽骨)を守るために、塩を摂ることも重要です。

 

 

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