酸化しやすいオメガ3やオメガ6などの油は、体内で容易に酸化します。
脂質(油)の過酸化反応(どんどん体内で酸化していく)ことは、すなわち油が体内で劣化していくことです(脂質過酸化)。青魚が時間がたつと異臭を放ちますが、その状態です。
酸化が進むと、アルデヒドという猛毒物質となります。
歯周病と糖尿病は、関連した慢性疾患といわれています(どちらも、糖のエネルギー代謝障害による疾患です)。
研究により、MDAという物質の体内での増加量と、血糖値の上昇との関連が示されています。
MDAとは、マロンデアルデハイドとのことで、油が酸化してできたアルデヒド類の一種です。
体内のMDA量が多いということは、体がかなりの酸化状態であり、糖尿病のリスクと歯周病のリスクを抱えているということになります。