MDCのブログ

健康は、変えることのできない生命の「代謝の法則」に従ったことに対する「結果」です。

記事より:タンパク質分解酵素

 
高齢者だけでなく、若い人の深在性(崩壊性)の虫歯も同様です。
 
4体液説で特に「水」の悪化した体質で、ミトコンドリアが「ガン」のエネルギー代謝になっている場合です(ランドルサイクルによって、ミトコンドリアが糖ではなく脂肪のエネルギー代謝になっている)。
長期に糖質(砂糖)制限をして、オメガ3を取っていた方が、急に糖をとった場合、ランドルサイクル効果によって糖をTCA回路に入れることができないため、細胞がやむをえず糖を乳酸代謝する(嫌気的解糖系)ことによって、普段のエネルギー不足によるストレスを解消しようとエネルギー産生をして乳酸を産生(酸化ストレス)します。
 
健康な人が長時間運動すると乳酸を産生し酸化によるストレスとなりますが、糖質制限、オメガ3は、細胞(ミトコンドリア)に同様に障害を与えています。
 
 長時間運動によるストレスは、唾液中のコラゲナーゼが上昇することが認められています。(保健科学研究 7:13-20,2017)
巨大に進化した脳は、大量の糖を消費します。
その巨大な脳に糖を十分に与えられなければ、脳は機能低下を起こし、脳以外の組織は、少ない糖を脳に優先して取られるため、エネルギー不足になり機能障害(病気)を起こします。
 
酸による脱灰もむし歯の原因となりますが、糖のエネルギー代謝が十分に回っていて唾液の質が良ければ、酸は唾液の緩衝能によって中和されます。
また、カルシウムも飽和されていて、再石灰化も起こります。
 
唾液腺も糖をとても必要とする組織です。
FDG-PET検査、ペット検査というがん検診法があります。
FDG(フルオロデオキシグルコース)という造影剤はブドウ糖に類似しており、もともとは臓器の糖代謝、主には脳の糖代謝機能をみるために用いられていました。
ブドウ糖をたくさん消費している組織=ブドウ糖を普段から必要としている組織、にFDGは集まります。
そのブドウ糖を多く消費する組織に一つに、唾液腺があります。

FDG-PET検査 - FDGは何に集まるのか - | 2019年 | コラム | ニュース一覧 | 一般財団法人 浜松光医学財団 浜松PET診断センター

糖を長期に制限すれば、唾液腺は機能障害を起こします。


虫歯も、糖の利用障害の状態が口腔に現れた病態の一つです。