「下道よりも、高速道路を走っていると、喘息が普段より多く出る」という人の話がありました。
電磁波の影響がかなりあるのではないかと思っています。
Int J Oncol. 2012 May;40(5):1543-52. Millimeter wave treatment induces apoptosis via activation of the mitochondrial-dependent pathway in human osteosarcoma cells
「ミリ波治療は、ヒト骨肉腫細胞のミトコンドリア依存性経路の活性化を介してアポトーシスを誘導します」
(この論文は、ミリ波の当て方に問題があったようで、撤回されています。)
撤回されていますが、ミリ波の電磁波の影響を示しています。
ミリ波によって、ミトコンドリアが障害を受けます。
特に、電子伝達系の複合体Ⅲに障害を与えるために、たくさんのフリーラジカルを発生します。
このフリーラジカルは、PUFA(多価不飽和脂肪酸)を酸化させてアルデヒドを発生します。さらに、細胞内に電子があふれ出すことによって、炎症を引き起こすシックネスサブスタンスたちが発生していきます。
高速走行のストレスもありますから、これらが相乗効果で気管支を収縮させるセロトニンなども多く産生されるのではと思います。
当然、ミトコンドリアでのATPの産生が減少するので、脳にも疲労が起きやすくなります。
また、電子伝達系が障害されるので、糖は乳酸に代わり、肉体疲労も生じます。
最近は、車を運転するのも便利になりました。
二酸化炭素の問題からも、電気に動力を頼る車も多くなりました。
最近の車には、ミリレーダー波の装置が搭載されています。
(ミリ波とは波長がmm単位となる30〜300GHz帯の電波のこと)
クルーズコントロールのような運転アシストや、追突防止などに利用されています。
交通監視システムにもミリ波レーダーが使われています。
モーターを動力にしている車は、高速走行ではモーターから発せられる電磁波もかなり強いのではと思います。
パレオ協会ニュースレター2022年8月4日では、移動通信の5G(24GHz~72 GHz領域のミリミータ波)の影響で、エクソソームによる感染がありえることについても書かれています。
ただでさえ、糖のエネルギー代謝を落とされてしまっている世の中になっています。
気のせいかもしれませんが、最近は事故も多いような気がします。
高速運転の前後は、体の中にPUFAが遊離しないように、いつもより糖を多く取っておく必要もあるようです。