前橋レポート
毎度のパターンですが中長期的な薬害は、害が深刻なものと、かなり時間がたって認識されてから表面化してきます。
「学童防波堤論」
1960年頃では、インフルエンザの流行は、学童が集団生活する学校からはじまり社会へと広がっていくとされていました。よって、感染を拡大させる前に拡大の源である学校で封じ込めれば、インフルエンザの流行を阻止できるのではないかという考え方がありました。これに基づいて、1962年に、インフルエンザ流行阻止のために、全ての学童にインフルエンザワクチンの集団接種がしばらくの間行われるようになりました。