フッ化物の作用として、写真の下の方にあるように、「細菌のエノラーゼを阻害」とあります。
現代医学は、宿主側を全く見ずに、病原体しか見ていない典型例ですが、エノラーゼは私たちの細胞も同じように利用しています。
フッ化物で細菌のエノラーゼを阻害して、歯を溶かす乳酸の産生を止め細菌もやっつける、というはずが、じつは、自分の細胞の息の根を止めていた、という笑えないギャグになっています。
実際例として、こんな話を聞いたことないでしょうか?
むし歯が多くて、歯医者さんに予防に通って、フッ素を塗ってもらい、家でもフッ素を使い、食事指導をして砂糖を制限したら、むし歯もできなくなって、落ち着きのなかった子が、とても大人しくなった。。。。
これって、非常にアブナイ状況だとおわかりでしょうか?
子供の体の中で、糖の利用障害、特に脳で起きていて、元気がなくなっていて、病気にまっしぐらとなっているのです。
難しい話でしたが、本では優しく(多分)、糖のエネルギー代謝の仕組みを解説しました。
せっかく国民の健康のためにやっている予防歯科の活動が、じつは病気を増やしていた、なんてことにならないことを願います。
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