顎も、足から。精神の健康も、足から。
顎口腔系の問題は、多くの部分で「足」の問題から引き起こされている場合があります。
顎の痛み、口が開けにくいなども、内臓や頭頚部の整体調整をして、最後は、足裏をゴルフボールでゴロゴロと、足底腱膜を伸ばすように、アーチを作るようにマッサージすると改善してしまうことも多いです。
「アナトミートレイン」をいう素晴らしい成書があります。
99%の歯医者さんは知らない本(あえて勉強はしない本)です。
しかし、口と全身とのつながりを考えるうえで、非常にわかりやすい本です。
顎のすぐ下の小さい骨、舌骨は、隔膜状の筋肉によって宙づりになっているために、骨盤隔膜、横隔膜、脳硬膜(テント)以上に、敏感に体の歪みを拾ってしまう部分でもあります。
ゴルフボールで、足裏を上下に(指先⇔踵)をゴロゴロとマッサージを寝る前などにするだけで、体の深部もゆるみます。
この、脳頭蓋底から、顎、心臓、横隔膜、内臓、骨盤、膝、アキレス腱、足底に至る、ディープフロントラインと呼ばれる筋膜のつながりは、甲状腺や、脳脊髄液の流れ(一次呼吸)と関係するために、健全な精神とも深く関係しています。
(うつ病など)
構造治療も大事ですが、栄養素、特に糖のエネルギー代謝が根本にありますので、その改善が第一です。
糖がミトコンドリアで分解されて生じる「適正な」電子が、筋膜の流れや、経絡にそって流れることで、人間の体を維持しています。