お茶
お茶のむし歯に対する効果
お茶にはポリフェノールが含まれています。
タンニンとカテキンは良く混同されますが、ほぼ同一のものです。
厳密には下記のようです。
タンニン:ポリフェノールの一部。代表的なものは紅茶に含まれるテアフラビンなど。お茶のタンニンの大部分は緑茶に多く含まれるカテキン類。
カテキン:タンニンの一部。主に緑茶に含まれる。
タンニンは、むし歯に対して効果があり、実際に歯科用セメントの中に配合されているものもあります。
タンニンは、虫歯菌を抑制します。
むし歯になると、象牙質に含まれるコラーゲンも溶けて弱くなってしまいますが、これを強化(コラーゲン架橋)する効果があります。
(Nutr Health. 2020 Mar;26(1):43-52. Prevention of dental caries by grape seed extract supplementation: A systematic review)
プロアントシアニジン(タンニン)は、コラーゲンに富む象牙質表面の架橋を促進(コラーゲン繊維を強化)するだけでなく、再石灰化を促進する可能性も示されています。
(J Conserv Dent. 2017 Nov-Dec;20(6):415-418. Grape seed extract: An innovation in remineralization)
また、お茶に含まれる「テアニン」はヒスタミンをへらす作用があり、炎症を抑える作用があります。歯の神経の炎症や過敏症、歯周炎にも効果があります。
(Amino Acids. 2012 May;42(5):1609-18. Theanine is a candidate amino acid for pharmacological stabilization of mast cells)
カフェインは、エストロゲンの過剰な働きを抑えてくれます。
プラスチックから溶出する環境ホルモン、大豆のイソフラボン、農薬など、現代はエストロゲン様作用する物質にまみれています。エストロゲンは、代謝を落とし、細胞の水膨れを引き起こし、ガン化の要因になります。
お茶にはほかにもさまざまな健康効果があります。
https://blog.goo.ne.jp/shinkoju/e/f368090b5c67cd9ae4fb2def3ef4fa0bより
お茶もペットボトルで手軽になりましたが、あえて急須でお茶を飲まれてはいかがでしょうか。
https://www.kakujuen.com/support/chigai/y_cha&pet.htmlより