(上記画像はFacebook広告より引用)
AGEs(終末糖化産物)は、タンパク質や脂質が糖を反応して変性したものです。老化で蓄積する物質の代表選手といわれています。
アルツハイマー認知症。脳に蓄積するアミロイドといわれるのは、タンパク質が変性したものです。
AGEs(終末糖化産物)より、多価不飽和脂肪酸(PUFA)である、オメガ6,オメガ3、フィッシュオイルが酸化して生成される過酸化脂質のほうが、早く大量に生成されます。
PUFAは、一度酸化が始まると、連鎖的に酸化が勝手にどんどん進行していきます(自動酸化反応)。
そして、最悪の発がん物質であるアルデヒド類を、2次脂質過酸化物として賛成します。
この物質が、代謝を障害し、様々な慢性炎症性疾患を引き起こしていきます。
オメガ3から主にできる、2次脂質過酸化物(アルデヒド)の代表選手、マロンジアルデヒド(MDA)は、当院のスカイ10で、検査できます。
表のように高値になると、かなり良くない状態と考えられます。
不飽和結合が3つ以上ある多価不飽和脂肪酸が酸化して産生されるアルデヒド類です。
主にオメガ3の油からできやすいアルデヒドです。
アルデヒド類は強い毒性があります。
AGEsとは、ウィキペディアより引用https://ja.wikipedia.org/wiki/AGEs
AGEs(エージス、エイジス、エイジズ、エージーイー)とは、Advanced Glycation End Productsの略語であり、終末糖化産物、後期糖化生成物などと訳される。タンパク質または脂質が糖へ曝露されることによる糖化反応(メイラード反応)によって作られた生成物の総称であり[1]、身体の様々な老化に関与する物質(より正確に言えば、生体化学反応による生成物)と言える。現在判明しているだけでも、AGEsには数十種類の化合物があり、それぞれが多種多様な化学的性質を有する。AGEsの例としては、Nε-カルボキシメチルリシン(CML)、Nε-カルボキシエチルリシン(CEL)、アルグピリミジンなどが知られている。類似の概念に過酸化脂質に由来する終末過酸化産物(Advanced Lipoxidation End products、ALEs)がある[2]。(ALEsについては脂質過酸化反応も参照の事)
AGEsは糖尿病、アテローム性動脈硬化症、慢性腎不全、アルツハイマー型認知症などの変性疾患を悪化させると言われる[2]。糖尿病の血管系合併症の原因ともされる。活性酸素による細胞障害を加速し、機能を変化させるという。
(以上引用)
研究論文
「過酸化オメガ3が豊富な多価不飽和食は、脂肪と代謝機能障害を引き起こします」
A peroxidized omega-3-enriched polyunsaturated diet leads to adipose and metabolic dysfunction
The Journal of Nutritional Biochemistry Volume 64, February 2019, Pages 50-60